8月!ゲストハウス再開へ向けての進捗状況

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館山ウィールズゲストハウス、未だ再開できず!

8月!観光シーズン真っ只中ですが…

残暑お見舞い申し上げます!いや連日暑いですね。
館山は海風が入るので、30℃を上回る事は少なかったのも昔の話、連日31℃、32℃と今までにない気温が続きます。風が強い地域なのがせめてもの救いです。

昔は南房総の人はエアコンを使わない、エアコンがそもそも家に無い人も多かったと記憶しますが、さすがの南房総も、もうエアコン無しでは生活できません!

さて、お盆休みも明日で終わりとは言え、まだまだ夏は終わらない8月!観光シーズン真っ只中ですが、まだ館山ウィールズゲストハウスは再開しておりません!(笑)

物件のリフォームは間仕切り壁が出来たレベルで止まってまして。いや旧ゲストハウス物件でやっている一棟貸し宿が忙しかった物で…(言い訳)

キッチンとお風呂です。これでもキレイにしたんですよ。手を入れる前は廃墟でしたから(笑)

とは言え消防へは相談済みで、書類等出して進めていく段階なのですが、書類で足止めされてたりもしまして。
なんせ自己所有物件じゃないので、ちょっと書類が面倒なのです。
手書きの間取り図

とは言え消防さえクリアすれば後は大丈夫だと思うのですが。

次期館山ウィールズゲストハウスの夏の魅力

花火大会が見える!

去る8月8日、館山花火大会がありました。

10,000発を打ち上げるそこそこ大きな花火大会であり、見物客が殺到し、次期ゲストハウス物件前の旧国道は大渋滞となりました。

建物前の旧国道では、車が全く動かず大渋滞!もう花火も始まっています!

さてそんな渋滞はさておき、花火見えてるじゃん!
これ、ドミトリーになる予定の部屋から撮影した物です。
そう、次期ゲストハウス物件は、

ドミトリーから花火が見える

のです!

違う窓からも見てみます。

ちゃんと見えます!ここもドミトリーになります!

まあでもここから見るなら、10分も歩けば海岸に出られますから歩いて見に行った方が良いですけどね(笑)


ドミトリーって言ってもまだ壁貼っただけですけどね。

デカンショ節発祥の地近く?

海岸と言えば、この物件の前には旧国道127号線(現県道302号線)が走るのですが、関東大震災の前はこの辺が海岸線だったらしいです。ところが大正12年の関東大震災で地面が隆起し、海岸線は数百メートル先になりました。

この辺りまで海があった頃は、当ゲストハウス辺りの浜は「八幡の浜」と呼ばれていたようです。当ゲストハウス物件は「館山市湊」という住所ですが、ちょっと先は「館山市八幡」となります。近くには「八幡神社」という大きな神社もあります。「やわた」といえば地元民は八幡神社を中心としたこの辺り一帯をイメージします。

この「八幡の浜」にかつて「江戸屋」という旅館があったそうです。当ゲストハウスから徒歩3分200mほどの場所です。今は運送会社となっていますが、その敷地の道路沿いに何故か館山市と関係なさそうな「デカンショ節」発祥の地の石碑があります。

「デカンショ節」は兵庫県丹波篠山市の民謡です。それが何故館山市が発祥の地となっているのか?

詳細はググると沢山出てきますので割愛しますが、前述の「江戸屋」を夏の銷夏地として宿泊していた学生達が夜に唄っていたのをきっかけとして全国に広まったので、館山市「房州八幡の浜」が発祥の地となったそうです。明治31年のお話だそうです。

そんなかつての「房州八幡の浜」、八幡神社を起点として館山市八幡地区から湊地区へ至る旧国道沿いには、現在ホテルはおろか民宿すらありません。当ゲストハウスが開業すれば、八幡の浜にウン十年ぶりに現れた旅宿と言う事になりますね。

花火、海、やはり館山のウリはコレですね。

花火大会が宿から見られて、学生達の銷夏地だった宿があった歴史ある地区で、かつては海岸線だったこの場所、どこを取っても海、海、海!

そもそも夏の館山に来る観光客のお目当てと言えば高確率で海でしょう。

となると、次期館山ウィールズゲストハウスのイメージは「海」しかないでしょう!

「ウィールズ」の名の通り、バイク、自転車旅の方たちへ向けた宿というコンセプトは踏襲しつつ、今度は「海」のイメージを加えていきたいと思います。今どきの流行り言葉で言うなら、「泊れる海の家」でしょうか(笑)

暑さが和らぐ頃には届出を出して、リフォームも終わらせ、年内にはまた皆様とお会いしたいと思います!
まあその頃は冬になってそうですから、季節外れな「海の家ゲストハウス」として再オープンする事になるかもしれませんが…

2019年館山花火大会フィナーレの様子です。


令和元年8月8日 館山駅西口交差点付近