新型コロナウイルス感染症第三波流行と今後のゲストハウスについて

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久々の投稿となります。前回の投稿は6月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除される前で、Gotoトラベル実施前のタイミングでした。その時はマスクなどをしてまでゲストハウスを運営したくないと書きましたが、あれから半年近くが経過し、今や世の中ではマスクをしていないとまるで病原菌が歩いているかのような見方をされてしまいます(笑)

とは言えこのウイルス騒動について、ここでは科学的、政治的な話は置いておいて、今後のゲストハウス運営について書きたいと思います。

令和2年11月現在、第三波と言われるほど感染者数は増加の一途をたどり、飲食店は営業制限を課されGotoトラベルは感染拡大の原因だと矢面に立たされ、当方が運営するゲストハウスなどとても再開できるような状況では無くなっています。
正直2月に、そうでなければ10月に、再オープンに踏み切れる時期はございました。しかしその時期をことごとく逃した当ゲストハウスは、再オープンしにくい状況となってしまっております。

さらに世の中は「コロナ終息せず」の方向で全てが動いており、ゲストハウスとて例外では無く、今後も営業したいのであればゲストハウスの醍醐味云々などより、否が応でも「新しい日常」なるものを意識せざるを得なくなってしまいました。

とは言え、この状況下でも観光の火は消えたわけでは無く、こちら南房総でも第三波と言われているこの週末でも近隣の旅館などは煌々と明かりが点き、キャンプ場は満室で活気が溢れております。

当ゲストハウスは以前の場所での営業時より、主に首都圏からオートバイ、自転車で来られる方が半数以上を占めており、インバウンドの比率は他のゲストハウスに比べ低い状況でした。夏以降、バイクや自転車でのツーリングも再び増えております。

当ゲストハウス側としては、マスクや感染症対策など、ゲストハウスの魅力を殺してしまうような事には従いたくない思いはありそれは6月の記事で書いた所ですが、昨今の情勢と、それでも南房総へ来て楽しもうというお客様たちが多くお見えになること、そしてその中には相当数の一人旅の方もいらっしゃることを思うと、当方のポリシーは捨て、どんな形であれ一人旅の方々にベッドを提供する必要はあるのではないかと、この状況下で思った次第です。
元々南房総には一人旅専用の施設が少なく、当ゲストハウスの最初のコンセプトは一人旅用の施設を提供する事だったのもあり、これは当ゲストハウスが提供しなくてはならないとの自負もございます。

今回のゲストハウスは完全にお一人様向けの施設としております。お一人で旅をされる方は、グループ旅行と違い旅に長けておられます。旅先での様々な事への対処なども得意でいらっしゃいますし、感染症対策などの協力も十分していただけることと思います。

言葉ほど高尚な事ではございませんが、お一人で移動される旅の方への宿という社会的インフラとして、当宿は行政機関からの指導やガイドラインに沿い、営業を再開いたします。

そのために設備の改修なども行い、来春には再開したいと思っています。進捗状況につきましては、ホームページでお知らせしていきます。

徐々に寒くなり冬が違づいています。そこにこのコロナ禍、皆様も色々と不自由を強いられていると思います。ご自愛くださいませ。
それではまた皆さまとゲストハウスでお会いできる日を楽しみにしております!

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